洗練されたメイクで、のどかな夏の散策へ。
1930年代、船上の女性の間では自然な美しさが際立つメイクが主流でした。ゆったりとクルーズを楽しむ飾らない時間に好まれた、気品ある印象を演出する当時のメイクをご紹介します。
黒のアイライナーで目を囲むようにまぶたのキワにラインをいれた、目元を強調したメイクで普段とは違う表情をつくります。目尻のラインを太めに入れるのが、1930年代のグラマラスな雰囲気づくりに欠かせないテクニックでした。
アイブローペンシルで眉を長めにしっかり描き、目元の表情を引き立てます。ペールピンクのチークを使って、少しりりしい雰囲気を演出します。
夜のダンスパーティやクラブには、バーガンディのリップで仕上げます。
また、1930年代当時は、魅惑的なスタイルのポイントに、黒のアイライナーか先の細いペンを使い目尻か唇の上にほくろを描くメイクが流行しました。